それは、私が小学生の時。

ある休日、所属しているサッカーチームの連中とサッカーをしていた。

楽しかったか楽しくなかったかは、もう忘れてしまったが、その日はサッカーをしていた。


小学生の時、親しい友人は何人かいた、殺してやりたい人も何人かいた。

それは別に特別なことではなく、子供らしい好き嫌いと言うレベルでの話

馬が合わない人間がいても、それらと住み分けが出来るほど広くもない世界だから、しょうがないと言えばしょうがなかった。


目障りなモノが目の前から消えて無くなれば良いという、単純な願い。

子供らしい我が儘な願い。

その日は、その嫌いな奴らとサッカーをしていた。

体を動かしていると、なんだかんだ言って楽しくなってくるもので、私も声を出しながら楽しんでいたはずだ。そう思いたい。

いや、想い出の美化かもしれない。本当は覚えていない

何せ、嫌いなヤツらとのゲームだったのだから。

チームのメンバーは軒並み嫌いな奴らだった。

そんなヤツがチームの中にいて足を引っ張るのだから、コーチも困っていたのだろう。

そもそも、サッカーの試合中に何が勘に障ったのか、味方に殴りかかる様な子供だった。

今でも集団競技は向いていないというのに、当時はヒトシオだっただろう。



まぁそんな事はどうでも良いのだ。

兎に角、その日、サッカー中に一人が死んだ。

嫌いなヤツらの一人だったが、死ねと願う程ではなかった。

だが、死んだ。

心筋梗塞であっけなく死んだ。



葬式で、彼と親しかった者が、声を上げて泣いていた。

サッカーチームは暫くして辞めた。

彼の事がキッカケで辞めるヤツが何人かいたので、その中に紛れてこれ幸いとばかりに辞めてやった。

流石に引き留めるヤツはいなかった。

そのあと、チームの人数が11人を割って公式試合に出れなくなった筈だ。



ざまぁ見ろと思ってから、もう10年近くになる。


昔の記憶を掘り起こしていたら、本当に久し振りに思い出した。


教訓・思い出さない方が良い黒歴史は誰にでもある。

と言うかこの餓鬼、素で物凄く性格悪くないか?
なぁ。

うん?

あ……。
あれ?なんだっけ……。

はぁ?

いや、何て言おうとしたか忘れた……。

あー。あるある。

あっれー??
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